2017年2月28日 (火)

冬季休館のお知らせ

吉川英治記念館は、下記の期間、休館といたします。

2016年12月1日(木)~2017年2月28日(火)

2017年3月1日(水)から通常通り開館いたします。

休館期間中も職員は出勤しておりますが、電話に出られない場合がありますので、その場合は、吉川英治記念館サイトのメールフォームをご利用ください。

ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

なお、休館期間中、常にこのページがトップに来るよう、2月28日の日付になっております。
ご注意ください。

| | コメント (0)

2016年11月18日 (金)

ライトアップ

先日告知した紅葉ライトアップ

11月12日に行った草思堂庭園内のライトアップは、おかげさまで好評でした。

今回は基本的にNPO法人青梅吉野梅郷梅の里未来プロジェクトによる企画が東京都の支援事業に採択された結果、実施したものですが、吉川英治記念館の自主企画として継続することも視野に入れて考えたいと思うほどです。

なお、ライトアップは、庭園内については11月12日のみですが、吉野街道から見える大きな楓と母屋のライトアップは、11月27日まで引き続き行います。

今はこんな感じです。

Lightup161117_1_2

この木は大きいため、木の上の方から先に紅葉して、だんだん散って行ってしまうので、後半はちょっと寂しくなってしまうかもしれません。

もし興味がおありなら、お早めに。

| | コメント (0)

2016年11月 9日 (水)

お電話へのお答え

先程、このブログについてお電話をいただきました。

珍しいこともあるものだと思ったのですが、その内容は、先日書いた「文アル」という記事が、「文アル」を貶めていて不快だ、というものでした。

意表を突かれて、対応がつっけんどんになったかもしれないと思い、考えていることをちょっと書いてみます。

上記リンク先の文章が、「文アル」を軽く揶揄していることは否定しません。
しかし、だからダメだとは一言も言っていません。

通常“です・ます調”で書いている文章の中に、「誰だよ、こいつ(笑)」などという砕けた表現を入れたのを、馬鹿にしていると感じたのかもしれません。

しかし、そもそも、その前に書いた「文スト」という記事を読んでもらえば、実在の作家をキャラクター化することに、私が否定的ではないことはわかるはずです。

私は、吉川英治の親族ではありませんし、吉川英治の没後に生まれていますので、実際の吉川英治に会ったことはありませんが、吉川英治記念館の学芸員として、多少は吉川英治の実像を知っているつもりです。

現実の吉川英治は、20歳の徴兵検査で丙種と判定されてしまうような小柄な男性で、作品の性質から武道をたしなんでいるようなイメージがありますが、実際にはほとんど武道の経験はありません。
しかし、それでいて激情家で、声を荒げて人を一喝するような側面もありました。
そうかと思えば、最初の妻との結婚生活では、妻の癇癪から逃げ回る恐妻家として知られていました。
また、二度目の妻との間にできた長男・次男・長女には厳父として接していながら、晩年になって生まれた次女に対しては、周りがあきれるほど甘やかしたという話も残っています。

そういう実際の姿と、ゲームキャラクターとしてのイメージの間の乖離を笑ったまでのこと。

それを「貶めている」と言われても、「そんな大袈裟なことですか?」としか言いようがありません。

逆に、「文アル」をやらない人の中には、実像からかけ離れたキャラクター設定を、その作家に対する冒涜と感じ、不快に思う人もいるはずです。

そして、私は、別に不快には思わないけれども、笑えるという評価をくだしたまでのことです。

そこは人間の多様性というものでしょう。
ひとつのことに対して、全ての人が同じ評価を下すようなことはあり得ないし、そんな世の中はむしろ最悪です。

あらゆる物事に対して、批判はあって当然です。

その意味では、私の記事に対する批判だってあって当然なわけで、その意味では、今回のお電話も、至極当たり前なことと言えるでしょう。
できれば、ブログのことは、ブログのコメント欄への書き込みにしてもらえると助かるのに、とは思いましたが。

とは言え、ちょっとナイーブ過ぎないでしょうか?
「私はこれが好き!」という信念があれば、人の評価は関係ないと思うのですが。

それに、私が、このブログで「文アル」を笑ったからって、それで「文アル」の評価が変わったり、売り上げが落ちたりはしないと思いますしね。

| | コメント (8)

2016年11月 3日 (木)

梅の写真展

ところで、例年会場を提供してきた青梅アートジャムですが、今回は要望がなかったので、会場とはなっていません。

青梅アートジャムの今回のテーマは「梅に捧げる」というものです。
9月17日から11月13日までという長い会期の中で、青梅市立美術館でのメイン展示と並行して、青梅市立美術館市民ギャラリーを使って、10日間程度の企画も行うという構成になっています。

その企画の最後のものとして、本日から11月13日(日)まで「梅の小品展・梅の写真展・ワークショップ作品展」が開催されます。
で、この「梅の写真展」ですが、一般に対して写真を募集していましたので、私も応募してみました。

かつて、吉川英治記念館の庭園を彩っていた梅。
プラム・ポックス・ウィルス対策のため、1本残らず伐採されてしまった梅。

記念館に勤め始めてから、折に触れて撮りためておいたそれらの梅の写真を、この機会に皆様に見ていただきたいと思い、応募してみたところ、青梅アートジャム事務局から展示しますという連絡をいただきました。

というわけで、私の素人写真が、いま青梅市立美術館市民ギャラリーに飾られています。
こんなことでもないと、アーティストでもない私の写真が美術館に展示されることなどありえません。

すごいね(笑)

ただ、見ていただきたいのは、かつての梅に囲まれた吉川英治記念館の姿です。

先日、限定的に梅の再植樹が許可され、“青梅市梅の公園”などに、来春までに梅が新たに植えられることが決まりました。
ただ、許可されたのは青梅市梅郷・和田町の両地区のみ。
吉川英治記念館のある柚木町は、今回の許可地域に含まれていません。
いつならば再植樹が許されるのかの目途も立っていません。

せめて、かつての姿を見ていただいて、いつかまた梅に埋め尽くされる日に思いを馳せていただけたらと思っています。

ということなので、写真の良し悪しは問わないで下さいね(苦笑)

厚かましくも12枚も送りつけたのですが、そのうちの1枚をここで。
プラム・ポックス・ウィルス対策で、最初に伐採された紅梅の花びらが、地面に散っているさまです。

P3184191mini


| | コメント (0)

2016年11月 2日 (水)

紅葉ライトアップ

もう、11月になってしまいました。
また、今月末には年内の営業が終わってしまいます。
年に6ヶ月の営業だと、一年が過ぎるのが早いことよ。

さて、そんな中、来週土曜日の11月12日に、紅葉ライトアップを行います。

チラシはこちら

閉館後の17時から20時にかけて、吉川英治記念館草思堂庭園内の椎の木とモミジをライトアップし、その間庭園を無料開放します。

また、母屋内では貴重な映像資料も上映します。

ライトアップは初めての試みです。

夜の草思堂庭園の様子は、職員しか知りません。
暗闇に浮かぶ母屋や記念館の姿は、なかなか幻想的です。
そこに、紅葉のライトアップが加わるわけですから、私自身、どうなるか楽しみです。

是非、足を運んでください。

なお、このイベントの背景については、こちらをご参照ください。

| | コメント (0)

2016年10月29日 (土)

文アル

先日、「文豪ストレイドッグス」は横浜を舞台にしているのに、横浜出身である吉川英治は出てこない、ということを書きました。

そうしたところ、今度、「文豪とアルケミスト」というゲームが発売されるという記事に出合いました。
そして、そこには吉川英治も登場すると書かれていました。

この「文アル」自体は「文スト」のヒットを受けて企画されたものなのでしょう。
<二匹目のドジョウ>感が漂ってきますが、まあ、それはともかく。

吉川英治のビジュアルが10月下旬に発表されるというので、注目していたのですが、こんなお姿でした。

誰だよ、こいつ(笑)

私のような血のつながりのない者はともかくとして、親族の方はどう感じるのでしょうかね。

ちなみに、こんなことを書いてもいいのか分かりませんが、かなり昔、記念館に関係のある人が、酒の席で「吉川英治は人間としては立派だが、見た目はそう大した男じゃない」と口にしたところ、故文子夫人が大変ご立腹になったという話を耳にしたことがあります。
私はその場にいなかったので、実際はどんな様子だったのかわかりませんが、これが本当だとすると、文子夫人の眼には吉川英治は“イケメン”に映っていたのかもしれません。

とは言え、上記のような姿ではないと思いますが(笑)

| | コメント (2)

2016年10月22日 (土)

赤川次郎さん

本日、「赤川次郎さんを囲むひととき」が無事に開催されました。

定員50名で募集しましたが、定員を超える応募があったため、枠を拡大して75名で開催しました。
それでも落選となった皆さん、申し訳ありませんでした。

せめて内容をご紹介、と思ったのですが、実は、今回の講演内容は講談社が発行する『IN☆POCKET(インポケット)』の11月15日発売号に掲載されることになっていますので、ぜひご購読ください。

というだけでは、ケチ臭いので、感想かたがた、少しだけ内容に触れると、私の予想とは違い、自分の作品の創作の裏側というような話はほとんどなく、古典文学、それも海外のものを読むことの重要性について、穏やかな口調ながら、熱く語られました。

そもそも赤川さんの読書遍歴が、そうした古典中心であったことなど、ファンというわけではない私にはとても意外でした。
いや、来場されたファンの方でも、意外そうな顔をしている人が見受けられました。

その読書遍歴から、なぜ「三毛猫ホームズ」?

ということでしょう。

詳しいことは、『IN☆POCKET』で(笑)

| | コメント (0)

2016年10月19日 (水)

文学散歩「吉川英治と関東大震災」参加者募集中

文学散歩「吉川英治と関東大震災」を開催します。

2016年12月3日(土)の開催です。

詳しくはこちらを。

最近は、ストイックに歩くだけの文学散歩が続いていましたが、今回は最終目的地が船橋屋です。
くず餅を食べながら歓談する時間が予定されています。

なぜ船橋屋に行くのか、ちゃんと理由があるのですが、それは行ってのお楽しみということにしておきます。

とか言いつつ、昔、こうしてガッツリ紹介していますが。

ご興味のある方は、ぜひご参加ください。

| | コメント (0)

2016年10月18日 (火)

ドイツ語版「新・平家物語」

昨年、こんなことがありました。

今日、今度は「新・平家物語」をドイツ語訳した方が、ご来館になりました。

日本人ですが、ドイツに住み、同地の製薬会社に勤務し、現在はドイツ国籍になっておられる方です。
日本で勤務していた時に」新・平家物語」に出会い、これを翻訳しようという志を持たれたのが1990年代のこと。
それから長い時間をかけて翻訳し、定年退職した後になって、ようやく刊行にこぎ着けたとのことで、その第1巻をご持参くださいました。

決して文学に造詣があるわけでも、翻訳のプロでもない方ですが、ドイツ人の夫人の助言も得て、コツコツ翻訳されたようです。

上記のリンクでも触れたように、「新・平家物語」はまだ完訳されていませんが、このドイツ語版は日本語からの完訳で、既に原稿は出来上がっているとのこと。
これから2年ほどかけて全12巻を刊行するとのことでした。

スペイン語版より先に完結するかな?

ちなみに、オンデマンド出版だそうです。
合わせて電子版も発売されるということです。

無事に完結することを楽しみにしています。

| | コメント (0)

2016年10月 8日 (土)

磯貝十郎左衛門

アクセス解析を見ると、このところ、このページへのアクセスが増えています。

どうやら、現在、放送中のドラマが、そのページで取り上げたエピソードを軸に置いた作品だからのようです。

ドラマの原作は諸田玲子さんの「四十八人目の忠臣」。

諸田玲子さんは平成15年度第24回吉川英治文学新人賞を「其の一日」で受賞されています。

また、10年前の2006年9月2日には、吉川英治賞40周年記念として開催した「吉川英治賞受賞作家と語るひととき」の講演者の一人として、吉川英治記念館の母屋でお話しいただきました。

このイベントは、今は「○○さんを囲むひととき」と名を変えて、存続しています。

今年は吉川英治文学賞受賞者の赤川次郎さんにお願いしています。

既に募集定員を超える応募が来ていますが、応募締め切りまでには、まだ数日ありますので、ご興味のある方は応募してみてください。

| | コメント (0)

«恋と偽名