2018年11月18日 (日)

展覧会ふたつ

MIHO MUSEUMから、現在開催中の特別展「百の手すさび 近代の茶杓と数寄者往来」の図録が送られてきました。

この展覧会で吉川英治の茶杓が展示されており、茶杓そのものは当館から提供したものではありませんが、それに添えるための写真をこちらからご提供したためです。

図録をパラパラめくっていて、ある名前に目がとまりました。

朝倉文夫です。

茶杓をめぐる朝倉文夫と吉川英治の逸話については、以前書きました

その二人の茶杓が同時に見られるとは、とても興味深いことです。
ぜひ比較しに行きたいところですが、現在あれこれと記念館の後片づけ中で、会期中に足を運べそうにありません。

どなたかぜひ実物を見て、どんな風に違うか、報告してもらえませんか?

ところで、もう一つ、こちらは当館から資料を貸し出している展覧会があります。

鎌倉文学館の特別展「鎌倉時代を読む 古典から現代作品まで」です。
「新・平家物語」の原稿と「私本太平記」の初版本をお貸ししています。

こちらはまだ何とか足を運べそう。

ご興味のある方は、ぜひどうぞ。

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2018年10月28日 (日)

吉川英治記念館の平成30年度の開館について

吉川英治記念館は平成30年度いっぱい、つまり2019年3月をもって閉館する事になりました。
それまでの開館日程は以下の通りです。

○2018年11月は、金・土・日曜日のみの開館。

○2018年12月から2019年2月までは休館。したがって年内の最終営業日は11月30日(金)となります。

○2019年3月は3月1日(金)から20日(水)まで開館。この間の休館日は月曜日のみで、火曜から日曜まで開館します。

なお、吉川英治記念館開館から42年間のご愛顧への感謝として、11月からミュージアムグッズを定価の半額で販売いたします(一部商品を除く)。

また、最後の営業月となる2019年3月は、全来館者に対して、粗品を進呈いたします。

残された時間はわずかですが、まだイベントも開催しますので、少しでも多くの方にご来館いただき、記憶にとどめていただければと思います。

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2018年10月13日 (土)

イノシシ

本日、午前10時30分頃に、記念館の庭園内にイノシシが出現しました。

最近、朝出勤すると動物のフンが庭内のあちらこちらに落ちていることがしばしばだったので、イノシシが来てるんじゃないかと疑っていましたが、よもや白昼堂々と出現するとは。

来館者に何かあってはいけないので、市役所に電話をしたところ、地元の猟友会に連絡をしてくれました。
猟友会の会員が来てくれることになったのですが、その間に、たまたま作業に入っていた植木屋が、うまく庭外に追い出してくれました。

そのタイミングで、本日最初の来館者が。

「さっきイノシシが出たので気を付けてください」などと声をかけていたら、ガサッと音がしたので、振り向くと、イノシシが舞い戻っていました。
お客さんには屋内に入ってもらい、さてどうしようと思っているところへ猟友会の会員が到着。

追い出しても戻ってくるようでは仕方がないので、やむなく庭内で射殺することになりました。

3歳くらいの牝でした。
子供を産んでいたら、その子供がまた侵入する可能性があるとか。

むやみに殺したくはないので、そうはならないといいのですが。

イノシシそのものが増加しているということが背景にあるのでしょうが、今回のことの原因のひとつは、記念館が営業を縮小したこともあるのだろうと思います。

年に6ヶ月間、しかもそのうち金・土・日曜だけの開館という状態で、休館日は植木屋が入っている時以外は、庭園内にはほとんど人の気配がありません。
そして、一旦入り込んでしまえば、逆に人間は入ってこないので、動物としては安心して過ごせるでしょう。

かつての来館者が多くて賑やかだった頃なら、こんなことにはならなかったでしょう。

いろいろと残念な出来事でした。

それにしても、初めて銃の発砲音を生で聴きましたが、驚きますね。

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2018年9月22日 (土)

宝塚

ちょっと暇つぶしに「吉川英治」をエゴサーチ(本人じゃないのに?)していたら、見つけてしまいました。

宝塚歌劇団月組が吉川英治の「宮本武蔵」をやるそうです

吉川英治の作品が“東をどり”になったりしたことはあるので、宝塚歌劇になっても、驚くようなことではないのかもしれませんが、ちょっと想像していなかったので、びっくりしました。

まあ、吉川英治原作と謳っているのは、お通を登場させるための方便なのだろうな、とは思いますが。
「バガボンド」も、そういう側面がありますし。

しかし、佐々木小次郎を女性が演じるのは、アリな感じはしますが、どうでしょうね、宮本武蔵は。

いや、そこがタカラヅカの妙味だとは思いますが。

ちょっと観てみたい気もしますが、色々と間の悪い時期なので、むずかしいかなぁ。

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2018年9月21日 (金)

東京アドベンチャーライン

先日、都心に出掛けようとしたら、JR青梅線が止まっていました。
原因は、電車と鹿が衝突したこと。

自然が豊かであることと表裏一体の、惨事です。

ところで、先日、JR東日本の今年のキャンペーンが「東京アドベンチャー、青梅線。」で、キャッチフレーズは「この夏は水と緑あふれる「青梅線」へ~青梅線に自然を探しに行こう!~」だとご紹介しましたが、なんと、先日、JR東日本が発表したリリースによると、青梅線の青梅―奥多摩間の愛称を「東京アドベンチャーライン」にするのだとか。

併せて、色々なキャンペーンも行われるようなので、この地域の観光に関わって来た者としては、ありがたいと言えば、ありがたい話です。

でも、沿線住民としては、そこじゃない感が。

昼間、電車の本数を45分に1本という間隔に減便したのを、せめて以前の30分に1本にして欲しい、というのが切実な願いです。

しかし、実際には、さらに1時間に1本に減らすという噂も耳にします。

通勤・通学の利用者と、登山などのアウトドアレジャーに出掛ける人が利用する早朝と、その人達が帰宅する夕方以降については充実させるが、昼間は出来るだけ減らすという方針は、博物館・美術館といった、その昼間の時間に人に来て欲しい立場からは、最悪な話です。

とは言え、利用者の多いところに力を入れ、そうでないところからは力を抜くのは、経営としては正しいのでしょうから、まあ、そこは良いとしましょう。

ああ、アーバンパークラインを残念な名称だと思っていたのに、もっと残念な名前になっちゃったよorz

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2018年9月20日 (木)

酒井和嘉子二胡演奏会を開催します

英治忌も終了しましたので、10月のイベントの告知を。

昨年も開催し、好評だった酒井和嘉子さんの二胡の演奏会を今年も実施します。
今年の共演者は足本美代子さん(楊琴)です。

10月27日(土)14時からです。

詳しくはこちらをどうぞ。

まだ演目などは決まっていませんが、中国楽器の音色を、日本家屋の中で聴くというのも、なかなか機会のないことだと思いますので、ぜひご参加ください。

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2018年9月 1日 (土)

秋の開館期間

本日から、吉川英治記念館は秋の開館期間に入ります。

春の開館期間同様、開館日は金・土・日曜日のみとなります。
祝日でも、それ以外の曜日は休館いたします。

したがって、9月17日(月)・9月24日(月)・10月8日(月)は休館となります。

ご理解の上、ご容赦いただきますよう、お願いいたします。

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2018年8月31日 (金)

ご自由にどうぞ

吉川英治記念館は、明日9月1日から秋の開館期間となります。

そんな中、今、諸事情から色々と館内を片付けています。
そんな中で、ちょっと書庫の場所塞ぎになっているなと思うようになったのが、他の博物館施設から送られてくる館報や図録です。
何かの参考になるかと思い逐一保存していたのですが、結局たいして参考にもしないまま、量だけが増えていきます。
処分するタイミングは、今しかないなと思い至り、とりあえず、図録類に関しては、ご来館の方に自由にお持ち帰りいただくことにしました。

お送り下さった各博物館の方には、ご迷惑な話かもしれませんが、まあ、各図録1冊ずつしかありませんから、大目に見てください。

観に行きたかったけど、気が付いたら会期が終わっていた展覧会とか、会場が遠くて行けなかった展覧会とかの図録があるかも知れません。
場所の都合で、一度に全部は出せませんから、お出でになる時期によって、ご提供する図録も変わります。
何しろ開館から42年ですから、数はたくさんあります。


・・・・・・うん、他館の図録で、客を吊ろうとは、狡いにも程がある(苦笑)

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2018年8月30日 (木)

旧吉川邸を隅から隅まで見てみよう

さて、昨日触れた「百年名家」についてのお問い合わせの中で、このイベントについてのお問い合わせもありました。

その時は、番組が放送されたことに気付いていなかったので、ぼんやりとしたお答えしかできなかったのですが、詳細は決まっているので、告知させていただきます。

年内は12月、年明けの2月に「旧吉川邸を隅から隅まで見てみよう」を開催します。

詳細はこちらをご覧ください。

誰とは言いませんが、寒い時期の開催を嫌がる方がいらしたので、冬の開催は避けてきましたが、今年は冬にやります。

「百年名家」を見て、家の中を見てみたいと思った方は、ぜひご応募ください。

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2018年8月29日 (水)

百年名家

去る8月26日に、BS朝日の「百年名家」に、吉川英治の旧宅として、当館が取り上げられました。
私はあいにく家にテレビがないので、放送は見られませんでしたが、制作会社からDVDが届いたので、さっそく視聴しました。

放送後、何件かお問い合わせの電話があったのですが、それを聞く限り、放送では若干説明不足の部分があったのだろうなと想像はしていました。

その部分をちょっと補足しておきます。

繰り返し美しい梅林の風景が映し出されたので、梅が咲く頃に訪問したいというお問い合わせがありましたが、残念ながら、それはかないません。
というのも、青梅の梅林はプラム・ポックス・ウィルスの発生により、伐採されてしまったからです。

青梅市梅の公園など限られた場所と、農家の梅林については2016年度から、厳格な管理の下、再植樹が始まっていますので、花は咲きますが、まだ樹齢が若いので、かつての姿を取り戻すには、まだ時間がかかります。
また、吉川英治記念館は、庭内に85本あった梅の木をすべて伐採した後、まだ再植樹できる状況に至っていません。

また、番組で紹介された吉川英治邸の中には入れるのか、というお問い合わせもありました。
これは、普段は入ることはできません。
ただし、間もなく開催する「英治忌」には、母屋の座敷でお茶会が開かれますので、その際には座敷に入ることはできます。
また、「旧吉川邸を隅から隅まで見てみよう」というイベントを時々開催しています。
その際には、書斎の中から3階まで、全ての場所を学芸員が案内します。

ちなみに、番組は見ても、番組のサイトまで見る人はなかなかいないかもしれませんが、こんな感じで紹介されてもいます。

ご参照ください。

ちなみに、少し裏話を書くと、撮影日は猛暑で、しかも母屋ではエアコンのある場所が限られているため、出演者の皆さんは大変だったはずです。
そう思ってみてみると、皆さん顔が上気していて、大変さが感じられます。

また、出演者ありの撮影は、こちら都合により午前中だけで撮りました。
しかし、後日、撮り足りない細かい部分の撮影にクルーだけが来たのですが、こちらは1日がかりになりました。
日暮れまでかかってあんなにたくさん撮った映像素材は、どこに消えたんだ(笑)

そして、事前に全体の俯瞰ショットを撮るためにドローンを持参されたのですが、うまく操作できずにドローンが墜落するという場面に遭遇しました。
友人からは、「ドローン撮影より、ドローン墜落の方が珍しいから、貴重な経験じゃない(笑)」と言われました。

確かに(笑)

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