映像化された「新・平家物語」と言えば、やはり今はなき大映で製作された映画三部作がその筆頭に挙がるでしょう。
とりわけ昭和30年に製作されたその第1作は、監督が巨匠溝口健二、主演が永遠のスター市川雷蔵ということで、初公開から半世紀を経た今でも、話題に上ることの多い作品です。
昨年は、市川雷蔵の映画デビュー50周年を記念して、この作品のデジタルリマスター版が製作、公開されました。
旧作のデジタルリマスターは、日本映画では初めての試みだそうです。
遅きに失した感はありますが、これをきっかけにかつての黄金時代の日本映画がどんどんデジタルリマスターされれば、嬉しいことです。
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