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2005年6月 7日 (火)

歌舞伎の世界は血筋、家柄が重視されるところです。
ですから、同じ舞台に親子・兄弟が揃って立つということは、珍しいことではありません。
その結果、実際の親子・兄弟が役柄上の親子・兄弟を演じることも、しばしば見られます。

「新・平家物語」の舞台化作品の中にもそのような例があります。

昭和39年、明治座での「新・平家物語 清盛と常盤」では、平清盛と重盛の親子を、松本幸四郎(先代)と市川染五郎(当時、現松本幸四郎)の親子が演じています。
ちなみにタイトルに名のある常盤は山田五十鈴が演じました。

一方、昭和48年、帝国劇場での「新・平家物語 かまくら殿の巻/悲弟の巻」では、源頼朝と義経の兄弟を、市川染五郎と中村吉右衛門の兄弟が演じています。

珍しいことではないとはいえ、どういう気分なのでしょう。
特に、仲違いする兄弟の役を、実の兄弟で演じるというのは。

兄弟仲があまりよろしくないという噂も耳にするだけに、ちょっと気になります。

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