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2005年7月14日 (木)

名前

燻蒸に使用される薬剤についての資料を見ていたら、「バイケン(ヴァイケーンとも)」という名前の燻蒸剤がありました。

思わず「宍戸梅軒」を思い浮かべてしまいました。
もちろん、小説「宮本武蔵」の中で武蔵が闘う鎖鎌の名手です。

ところで、この宍戸梅軒ですが、武蔵の伝記である「二天記」にも登場しています。
と言うより、「五輪書」や「小倉碑文」にはその名は見られず、「二天記」になって初めて登場する名前です。
ただし、そこには「宍戸某」としか書かれていません。

彼に「梅軒」の名を与えたのは、誰なのか。

おそらく吉川英治なのだと思いますが、本人は、これは自分が付けた名である、とは書き残していませんし、他の資料も調べ尽くせていません。

ただ、明治期の絵本類には、登場していないようです。
それほど人気のあるキャラクターではなかったのでしょう。

とすれば、少なくとも彼の存在を世に広めたのが吉川英治であることは、間違いないと言えるでしょう。

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