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2005年9月19日 (月)

原稿用紙

昨日取材で来館した林家きく姫さんが関心を持たれたのは、原稿用紙でした。
専用の原稿用紙を使用していることに驚かれたようでした。

もっとも、作家が自分専用の原稿用紙を使用することは珍しいことではありません。

吉川英治も、専業の作家になった直後から、自分の名前入りの専用原稿用紙を用いています。

若い頃は主にB5判程の小さいサイズの400字詰め原稿用紙を多く使い、後になるとほとんどB4判程のサイズの400字詰め原稿用紙を使用するようになります。

原稿用紙に入っている文字も「吉川英治稿箋」「英治稿箋」「yoshikawa」など様々です。

ちなみに、展示してある状態からはわからないことですが、吉川英治は、天の部分を糊付けして製本したもの(市販のレポート用紙のようなものです)を好んだそうです。
秘書や編集者の方の話では、執筆が快調な時は、書き終えた原稿用紙を切り離す「シャーッ」という音が、断続的に聞こえてきたそうです。
この音が調子のバロメーターだったようです。

こんなところにも注目して、展示を見ていただければと思います。

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