« お礼 | トップページ | 伊豆半島旅行 »

2005年9月 9日 (金)

京阪神取材旅行

再び、取材旅行のご紹介を。

取材旅行(4)の京阪神の旅ですが、取材に入る前に、名古屋で講演を行っています。
そのため、名古屋に一泊しているのですが、そこで泥棒にあっています。

先日書いたように、会津から越後をまわった旅でも泥棒にあっているのですが、この時被害にあったのは、同行の編集者たちでした。別の部屋に宿泊した吉川英治は被害にあわずにすみました。
この名古屋では、逆に、吉川英治だけが被害にあっています。

ところが、「新・平家今昔紀行」に『新潟“白浪抄”』として、面白おかしく事の顛末を書いた吉川英治が、この一件については、「新・平家今昔紀行」の『名古屋から車窓の近江路』の中で

ぼくのぼんやりから、些細な過失があった

と書いているだけです。
ちょっとズルイですね。

しかし、この話は、後に吉川英治全集の月報の中で、両方の旅に同行した編集者の春海鎮男によって明かされています。

春海鎮男は、新潟で泥棒の被害にあった張本人。
春海の文章によると、吉川英治は春海に対して、

これで五分五分だよ。キミ

と言ったとか。

この≪秘話≫をばらした春海からすると、「これでほんとの五分五分ですね、先生」という感じかもしれませんね。

|

« お礼 | トップページ | 伊豆半島旅行 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/104645/5859325

この記事へのトラックバック一覧です: 京阪神取材旅行:

« お礼 | トップページ | 伊豆半島旅行 »