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2005年10月 9日 (日)

舌洗

嗜好品で、≪たばこ≫とくれば、やはり次は≪酒≫の話でしょう。

吉川英治には、「舌を洗う」「酒に学ぶ」「酒つれづれ草」などという酒について書いた随筆があります。
また、酒についての句や詩歌には

酒の味二十五年でややわかり
さかづきよわが手にふるる汝れもまた
宿世の縁ぞあさからめやも
酒は心のふるさとか
この杯は君なるか
うたた童の酔いごこち

などというものがあります。
こうしてみると、いかにも酒好きな感じがします。

ところが、実際の吉川英治は、日本酒ならお銚子一本もあれば酩酊するほど、弱かったのだそうです。
しかし、それにも関わらず酒は好きで、酒豪で鳴らす人たちと朝まで飲み明かしても平気だったのだとか。
人の酔態を眺めながら、自身は、それこそお銚子一本の酒を朝までチビチビと舐めるようにして飲む、という感じだったそうです。

「酒は、量を飲むばかりが酒客ではない」と言い、そんな自分の酒の飲み方を、≪舌洗い≫と称していました。

確かに、そのくらいが酒を味わい、酒を楽しむ、良いところなのでしょうね。

量主体の私には、酒を飲み始めて20年経った今でも、酒の味も楽しみも、皆目見当がつきません。

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