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2005年11月 1日 (火)

文化勲章

先月28日、今年の文化勲章受章者が発表されました。

吉川英治も昭和35年に文化勲章を受けています。

吉川英治以前にも、多くの作家が文化勲章を受けています。
すでに、昭和12年の第1回の文化勲章を幸田露伴が受けています。
しかし、いわゆる大衆文学の作家としては、吉川英治の受章が初めてとなります。
画期的な受章だったと言えるでしょう。

ちなみに、同じ年に文化勲章を受けた人物は、他に3人。

数学者の岡潔、吉川英治と同年の作家である佐藤春夫、東大法学部長や最高裁判所長官などを歴任した田中耕太郎です。

余談ながら、先年ノーベル賞を受賞した田中耕一さんに文化勲章を贈る際、文化勲章は文化功労者の中から選ぶという決まり(慣習?)があったため、急遽文化功労者に指定したということがありました。
資料を見てみると、この昭和35年の4人の受章者は、全員が同年に文化功労者になっています。
ということは、この年の受章者はいずれも文化功労者の中から選んだわけではなく、田中耕一さんのようにいきなり選ばれて、形だけ整えたということなのでしょう。

昭和35年は文化勲章は第20回で、文化功労者は第10回。
まだ≪ストック≫が足りなかったということでしょうか(笑)

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