« | トップページ | オンデマンド »

2006年2月 6日 (月)

資料の寄贈

浜松にお住まいの方から、色紙を1枚ご寄贈いただきました。

吉川英治の「茄子畑 時の大臣(おとど)の 母者人」という句に、杉本健吉の茄子の絵が添えられたものです。

昭和28年5月30日。
雑誌『週刊朝日』関東地区愛読者大会が東京の歌舞伎座で開催されました。
これは、吉川英治の「新・平家物語」連載3周年と徳川夢声の「問答有用」連載100回を記念したもので、さらに、当時行われていた『週刊朝日』表紙コンクールの抽選会を兼ねていました。

表紙コンクールというのは、期間中に『週刊朝日』の表紙を飾った画家の絵を対象に読者投票を募り、投票者の中から抽選でその絵の原画をプレゼントするという企画。
この時が第3回で、対象となる画家には片岡球子や曽宮一念などの名があります。

寄贈者の方は、読者欄の投稿者の中から編集部が選んだ全国12地区の読者代表のうち、東海地区代表としてこの愛読者大会に招待された方だそうです。
そして、その時に記念として贈られたのが、この色紙なのだそうです。

以来、50年以上大事にしてきたが、自分も80歳を越えたので、どうすればこの色紙にとって一番良いかと考えて、吉川英治記念館に寄贈することに決めたと、こちらからかけたお礼の電話に対して、そう話してくださいました。

とてもうれしいことです。
ありがとうございます。

寄贈者の方の思いに応えられるよう、大事に、末永く活用していきたいと思います。

まずは、茄子の絵柄なので、今年の夏の時期に展示して、皆様のお目にかけたいと思います。

|

« | トップページ | オンデマンド »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« | トップページ | オンデマンド »