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2006年2月17日 (金)

学習参考書

吉川英治の名と文章が掲載されているということで、旺文社の「中学総合的研究 国語」という学習参考書が送られてきました。

『近代文学の流れを知る』という項目で、1/3ページを使って吉川英治が紹介されています。

私が中学生だった頃、文学史の授業の中で吉川英治の名が出てきた記憶はありませんから、ちょっと面白く感じます。

また、同じ章に、『近代の文芸用語』という用語解説のコーナーがありますが、そこでは≪大衆文学≫について

文学の永遠のテーマ≪人間を描く≫という点で、純文学に比して何ら見劣りすることのない、優れた未評価の作品が目白押しである。

と書かれています。

さらに言えば、≪純文学≫について

純粋に芸術的感興を追求する小説の意味だが、興味本位の娯楽的通俗小説とされる「大衆文学」との差は明確でなく、現在では学問的には意味を成さなくなっている。

とも書かれています。

学校教育の中での大衆文学への評価が、こうした状況にあるとはうかつにも気がつきませんでした。

教科書ではなく学習参考書だから、ということはあるのかもしれませんが。

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