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2006年2月18日 (土)

読んでみよう

その「中学総合的研究 国語」の吉川英治の項目ですが、ひとつだけ、どうもしっくりこないことがあります。

この参考書では、人名辞典のように作家名が列挙されていて、その業績を解説した後に、『読んでみよう』という、作品の一節を抜き出して紹介しているコーナーがあります。

吉川英治の場合は「宮本武蔵」が取り上げられているのですが、抜き出されているのが、こういう文章なのです。

会ったにせよ、武蔵が、自分の一心を、どの程度までうけ容れてくれるだろうか。彼女は、武蔵に会うよろこびとともに、武蔵に会ってのかなしみにも、胸が痛んで来るのであった。

どうでしょう。
あまり「宮本武蔵」らしくも、吉川英治らしくもないような気がするのですが。

月並みかもしれませんが、やはり、冒頭の

――どうなるものか、この天地の大きな動きが。
もう人間の個々の振舞いなどは、秋風の中の一片の木の葉でしかない。なるようになッてしまえ。
武蔵はそう思った。

の部分か、最後の

波騒は世の常である。
波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚は歌い、雑魚は踊る。けれど、誰か知ろう、百尺下の水の心を。水のふかさを。

あたりが、「宮本武蔵」っぽいんじゃないでしょうか。

ちなみに、この部分は……と続けようと思って1時間ほど探してみたのですが、どうも見つからないのです。
たぶん、お通の言葉だと思うのですが、心当たりのページを繰って見ても出てこないのです。

このままでは立場上マズイので、もう一度探してみよう。

追記

わかりました→ここ

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