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2006年3月13日 (月)

GHQ

開催中の「青梅の吉川英治」展の展示資料として、終戦まもなくの時にGHQの将校がわざわざこの吉野の家までやって来た時の写真を展示しています。

元講談社で吉川英治の担当編集者だった大友端立の「青年よ大志を懐け」(昭和48年 講談社出版サービスセンター)には、吉川英治から聞いた話として、こんな話が紹介されています。

終戦後まもなく、ジープ2台に乗ってアメリカの将校がやって来て、「真珠湾攻撃についての海軍の資料を持っているだろう、それを出せ」と言ってきた。
「そんなものはない」と言っても納得しないので、「代わりに真珠湾攻撃についてよく知っている人間を紹介する」と応じた。
「それは誰だ」と言うので、「山本五十六元帥だ」と答えたところ、アメリカ兵は笑い出し、それまでの強硬な態度が緩んで、結局そのまま帰っていった。

写真はその時のものであろうと思われます。

戦後、作家の中からも、何人か公職追放処分を受けた者がいますが、吉川英治は海軍省嘱託を任ぜられていたにもかかわらず、特に処分は受けていません。
そのことに、この時の出来事が反映しているのかどうか。

いずれ調べねばならないテーマです。

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