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2006年4月12日 (水)

吉川英治賞贈呈式 1

昨日は、吉川英治賞の贈呈式でした。

ちょっとその様子をお伝えしたいと思います。

ちなみに、今年の吉川英治賞受賞者は以下の通り。

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文学賞=該当者なし

文学新人賞=今野敏 「隠蔽捜査」

文化賞=田村皓司・松島興治郎・村山常雄・本村義雄

今年は、中心となる文学賞が該当者なしで、ここ三年は二人受賞だった文学新人賞も一人受賞ということで、少し華やかさに欠ける感じがしました。
スピーチも人数が少ない分、早く終わってしまいましたし。

さて、贈呈式は野間佐和子理事長による挨拶と賞状などの贈呈の後、選考委員の挨拶、受賞者の挨拶、花束贈呈という流れで進みます。

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文学新人賞の選考委員は浅田次郎・伊集院静・大沢在昌・高橋克彦・宮部みゆきの各氏で、挨拶は高橋克彦さん。

選考の際は、「隠蔽捜査」が断トツの票を集めたので、この作品の受賞自体には異論はなかったが、著者が既にデビューから28年というのが、≪新人≫なのか、ということが議論になったのだそうです。

ただ、吉川英治文学新人賞は、純然たる意味での新人賞ではありませんし、文学賞へのノミネートは今回が初めてということで、推薦されたのでしょう。

高橋さんいわく、年数の浅い他の候補者との間に不利が生じるのではないかという考えもあるだろうけれど、年数を経ていれば良い作品が書けるというものではないのだから、それは問題ではない、とのこと。

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一方、今野さん自身は、謝辞として、創作を行う者は、常に次のステップを考えていなければならないものであり、この受賞は、新しいスタートラインを与えてくれたものだと思う、と話されました。

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