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2006年6月22日 (木)

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現在、吉川英治記念館には大小6つの門があります。

写真は、そのうちの通用門と呼んでいるもの。

敷地南側にある長屋門を記念館の入り口としているため、対比上、通用門と呼んでいるわけですが、吉川英治が生活していた時には、長屋門は閉じたままにして、この通用門を正門としていました。
表を通る吉野街道に面していて、便利だったということもあるのでしょう。

実は、この門は、吉川英治のデザインしたものです。

門は引き戸になっていて、戸板は雨戸のように、一ヶ所にまとめられるようになっています。
完全に開け放つと、結構大きな空間になります。

なんと、当時は、ここから自家用車が出入りしていました。

今は門の前が駐車場になっていますが、元々は梅林でした。
駐車場にする際に門の前を階段にしてしまいましたが、元々は梅林を抜ける坂道になっていました。
そして、これも駐車場にする際に壊してしまいましたが、門を入って右側にガレージがあったのです。

吉川英治記念館開館当時はまだ梅林がありましたが、私がこの記念館に職を得た時には、既に梅林は駐車場になっていましたから、その当時の姿を私は知りません。
きっと風情があったことでしょう。

車社会に対応するためにはやむを得ないことですが、もったいなかったなと思いますね。

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