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2006年8月17日 (木)

経筒

今朝、職員が、自宅でとっている新聞に吉川英治のことが出ていた、と言って、記事の切抜きを持ってきてくれました。

8月11日付の読売新聞多摩版に掲載された「文学の道 たま散歩・夏」という連載記事の第2回に、多磨霊園が取り上げられています。

東京都府中市と小金井市にまたがるこの墓地には多くの著名人の墓があります。
その1人として吉川英治が取り上げられているのですが。

記事にはこうあります。

最も北側の一角にあるのが吉川英治の墓。机の上に湯飲み茶わんが乗っているユニークなデザインだ。

……〇| ̄|_

それは「湯飲み茶わん」じゃなくて「経筒」なんですよ。
「文机の上に経筒が載った」デザインなんです。
「湯飲み」だなんて言ったら、設計者の谷口吉郎さんが泣きますよ。

手元の資料によると、谷口吉郎はこう述べています。

姿の選定に迷い、考えあぐねていると、未亡人(注:先日亡くなった文子夫人)が写経されていると聞いた。それがヒントになる。

吉川英治の≪庶民性≫には、「湯飲み茶わん」の方がイメージに合うと思い込まれたのかもしれませんが、残念ながら、間違いです。

新聞の読者数に比べれば、このブログの読者数など月とスッポンどころか、太陽とミジンコぐらいの差があるでしょうから、気付かない人が多いでしょうが、とりあえず訂正しておきます。

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