« 当選ハガキ | トップページ | 吉川英治賞トリビア-2 »

2006年8月23日 (水)

吉川英治賞トリビア-1

現在、「吉川英治賞の40年」展を開催中ですが、それにちなんで、吉川英治賞40年の歴史にまつわるいろんなデータをご紹介してみましょう。

まずは手始めに。


☆吉川英治文学新人賞は直木賞の登龍門である。

吉川英治文学新人賞は、吉川英治賞3賞の中では後発で、今年が第27回になります。
受賞者は合わせて41人(注)で、そのうち11人がのちに直木賞を受賞しています。
11人は以下の方々です。左が吉川英治文学新人賞、右が直木三十五賞になります。

赤瀬川隼=4回(1983)「球は転々宇宙間」⇒113回(1995上半期)「白球残映」
連城三紀彦=5回(1984)「宵待草夜情」⇒91回(1984上)「恋文」
山口洋子=5回(1984)「プライベート・ライブ」⇒93回(1985上)「演歌の虫」「老梅」
船戸与一=6回(1985)「山猫の夏」⇒123回(2000上)「虹の谷の五月」
高橋克彦=7回(1986)「総門谷」⇒106回(1991下)「緋い記憶」
景山民夫=8回(1987)「虎口からの脱出」⇒99回(1988上)「遠い海から来たCOO」
大沢在昌=12回(1991)「新宿鮫」⇒110回(1993下)「新宿鮫 無間人形」
伊集院静=12回(1991)「乳房」⇒107回(1992上)「受け月」
宮部みゆき=13回(1992)「本所深川ふしぎ草紙」⇒120回(1998下)「理由」
浅田次郎=16回(1995)「地下鉄に乗って」⇒117回(1997上)「鉄道員」
山本文緒=20回(1999)「恋愛中毒」⇒124回(2000下)「プラナリア」

最短は同じ年に受賞した連城三紀彦さん。最長は15年後に受賞した船戸与一さん。
第21回以降の受賞者からも、きっと直木賞受賞者が出るでしょう。
いや、船戸さんの例もありますから、1990年代に受賞した方でも、まだまだチャンスがあるに違いありません。

注目してみて下さい。

ちなみに、吉川英治文学新人賞の全受賞者はこちら

(注)41人は名義上。第10回(1989)の受賞者が岡嶋二人さん(「99%の誘拐」)なので、これを2人とすると42人になります。

|

« 当選ハガキ | トップページ | 吉川英治賞トリビア-2 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 当選ハガキ | トップページ | 吉川英治賞トリビア-2 »