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2006年8月 9日 (水)

芸名

今日、8月9日は、4月に亡くなった吉川文子夫人の誕生日です。

だからというわけではありませんが、同じ8月9日生れにどんな人がいるのか調べてみたら、面白い人を発見しました。

佐藤蛾次郎さん(1944年生)です。

面白いというのは、「佐藤蛾次郎」という芸名は吉川英治とかかわりがあるからです。

吉川英治の小説『神州天馬侠』は、何度か映像化されています。
1961年には、7月2日から12月24日にかけてフジテレビで連続ドラマとして放送されました。

この『神州天馬侠』には≪泣き虫蛾次郎≫という登場人物がいます。
悪役の≪鼻かけ卜斎≫という男の弟子で、主人公たちの妨害をする悪たれ小僧として登場しますが、最後に3歳で生き別れた母親と再会し、悪の道から抜け出すという役です。

お察しの通り、この役を演じたのが、佐藤蛾次郎さんでした。

このドラマへの出演を契機に、役名を芸名にしたのだそうです。
これが初めて演じる大きな役であったので、初心を忘れないためにそうしたのだと、何かで読んだ記憶があります。

ちなみに、この『神州天馬侠』には、≪泣き虫蛾次郎≫のライバルで、果心居士の弟子の≪鞍馬の竹童≫という少年も出てきます。
もしこちらを演じていたら、佐藤竹童だったのかもしれませんね。

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