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2006年9月29日 (金)

たのしみは

昨日触れた橘曙覧に、「独楽吟」というものがあります。
すべて「たのしみは~」で始まる52首の短歌をまとめた歌集です。
浅学にして、今回、橘曙覧記念文学館に行くまで、私は知りませんでした。

さて、展示を見て、この「独楽吟」のことを知って、吉川英治にも「たのしみは~」で始まる短歌を書いた色紙があったことを思い出しました。

たのしみはいのちのほかになにかあらむながへてすめ有明の月

吉川英治は、これに「古人の詠めるを」と書き添えています。

なるほど、この「古人」とは橘曙覧のことであったか、と思いながら、橘曙覧記念文学館で販売されている「独楽吟」の解説書を見ると、こんな歌は出ていません。
そもそも「独楽吟」の歌は、すべて歌の末尾は「~とき」で終っていますから、その点が一致していません。

当時の福井藩主で橘曙覧と親交のあった松平春嶽が、この「独楽吟」の影響を受けて、やはり「たのしみは~」で始まる歌を残しているということなので、もしかしたらその中にあるのかな、などと考えたりもしますが、確認できていません。

どうも、学の無いことでお恥ずかしいのですが、どなたかご存知ありませんか?

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