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2006年10月11日 (水)

名言

インターネット上に吉川英治の以下の言葉がたくさん引用されているけれども、この言葉はどこで読むことが出来るか、という質問をいただきました。

人間とは、一日中に、何百遍も、菩薩となり、悪魔となり、たえまなく変化している菩心悪心両面のあぶなっかしいものだ。

確かに検索すると、色々なサイトにこの言葉が取り上げられていますが、どれも出典を明示していません。
おそらく、元は一つで、あとはコピー&ペーストで引用しただけなのでしょう。

さて、こういう吉川英治の名言の出典に対する質問を受けることはよくあります。
すぐにピンと来る言葉ではない場合に、頼りになるのが、「人生のことば 吉川英治 真実と希望の書」(川端康成監修 1967年 番町書房)と「いのち楽しみ給え 吉川英治人生の言葉」(吉川英明編 2002年 講談社)という2冊の本。
いずれも吉川英治の名言集です。

まず質問された言葉が吉川英治のものであるかどうかの確認と、およその当たりをつけるのに、とても便利です。
便利ですが、出典は書名まで(後者は巻名まで)しか書かれていないので、結局探さないといけません。

で、上記の言葉ですが、「真実と希望の書」によれば「新・平家物語」に出てくるということです。

「新・平家物語」か……

文庫で16巻もあるんですよねぇ。
「わらの山から針を探すよう」という表現がありますが、まさにそんな感じ。

今朝から、他の業務の合い間を縫って斜め読みしていますが、全然見つかりません(泣)

うーん、弱りました(苦笑)

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