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2006年10月14日 (土)

嫌な話2

まあ、嫌というのとは少し違いますが、「吉川英治って誰だっけ?」という会話が聞こえてくると、何となく苦笑してしまいます。

吉川英治記念館は、言ってみれば行楽地に立地していますから、吉川英治の文学が好きだから足を運ぶという人ばかりではありませんので、そういう声は少なからず聞こえてきます。
ですから、入館券売り場で、「吉川英治って何した人?」と聞かれることは、当館の場合、結構頻繁にあって、それは聞いてくれた方がありがたいとも思うくらいです。

とは言え、入館した後、ちょっと受付から離れたところで、「ねえねえ、吉川英治ってどういう人なの?」と、仲間同士でこそこそ言っているのを耳にすると、苦笑するしかないですよねえ。

もっとも、そういう方にこそご来館いただいて、吉川英治が何者であるか知っていただくというのも、当館の役割の一つです。
苦笑していてはいけません。

ただ、これは単なる感覚的な印象ですが、かつては「吉川英治って何した人か知らないけど、とりあえず入ってみよう」という人が多かったような気がするのですが、近年は「吉川英治なんか知らないから、入るのはやめよう」という傾向の方が強い気がします。

吉川英治のことを知らない人の好奇心をも刺激するような何かがなければいけないな、そう思いながらも、それがどういうものなのかわからず、模索している。

今はそんな状態です。

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