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2006年10月25日 (水)

菊花展の説明

昨年の菊花展の時に、菊の見方について説明した文章を、そのまま日付を変えて再度掲載します。

――☆――

草思堂菊花展では3部門に分けて来館者に投票していただくと書きましたが、専門の方以外にはその部門や見方がチンプンカンプンなのではないかと思いますので、少し説明しておきます。
と言っても、私自身も専門家ではないので、ボロが出ない程度に簡単に、ですが。

◎盆養の部

bonyo










これが盆養です。
三本立単鉢という大菊の最も基本的な仕立て方です。1本の苗を摘心して3本の枝を伸ばし、後の1輪を花の2/3位高く、前の2輪は同じ高さにし、3つの花を同時に同じ大きさに揃えて、出来るだけ巨大輪に咲かせ、茎・葉を含めた全体が調和を保つように育てます。3つの花を後の1輪から反時計回りに「天・地・人」と呼びます。天の花頂まで90cm以上、かつ天の花首までを165cm以下に仕立てます。


◎だるま・福助の部

daruma

hukusuke






だるま作り(左)は、三本仕立てで、本来ならば盆養と同じくらいにまで生長するところを、天の花首まで60cm以下に仕立てたものです。全体が丸っこくダルマのような形なのでこの名がつきました。
福助作り(右)は、花首まで40cm以内に仕立てる一本仕立てです。頭でっかちの姿が福助人形を連想させるので福助の名がつきました。なお、福助の写真のうち、左の2つの花は厚物、右の花びらの細い物は管物と呼ばれます。


◎懸崖・盆栽の部

kengai






懸崖作りは、鉢植えにした菊を横向きにした針金に沿って育て、断崖の上より垂れ落ちるように仕立てたものです。開花期間が40~50日と長く、一株に約1000輪もの小花を咲かせます。

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