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2007年2月 5日 (月)

噂をすれば

影とやら。

一昨日、石原慎太郎都知事の名をこのブログで出しましたが、なんと、昨日、都知事が当館にご来館になりました。
先日触れた通り、青梅マラソンのスターターのために青梅にいらしたわけですが、急遽、吉川英治記念館を見たいと言い出されて、ご来館になったのでした。

石原都知事は、「太陽の季節」で昭和30年下半期の芥川賞を受賞しているわけですが、その受賞式で吉川英治と初めて会って以来、文壇ゴルフなどで何度か顔をあわせているという間柄です。

吉川英治とゴルフと言えば、あるコンペで優勝した喜びのあまりゴルフのスパイクのまま風呂場に入っていった、という話があります。

石原都知事は、その現場にいらしたのだそうです。
で、あれには裏話があって・・・とおっしゃるのです。

吉川英治とはゴルフ仲間であった大岡昇平は、吉川英治本人とはゴルフを通して親しくしつつも、大衆的、通俗的な文学というものを、全くと言っていいほど評価していなかった。
一方の吉川英治は、もちろん大衆とともにあることを己の文学的使命としてきた人です。

そして、その時、吉川英治は「昇平いるか!昇平!」と言いながら風呂場に入ってきて、「見ろ、お前に勝ったぞ!」と言ったのだとか。

石原都知事の大岡昇平に対する論評がその通りであるなら、まるで江戸の敵を長崎で、といった話になりますね。

違いますか(笑)

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