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2007年2月17日 (土)

白梅紅梅図

どういうものか、今週は吉川英治が残したある歌についての問い合わせが相次ぎました。
いずれも、その歌の正確な文言を教えて欲しいという問い合わせでしたので、以後の問い合わせ用に、一度ここに紹介しておきたいと思います。

白梅は紅梅に倚(よ)り
紅梅は白梅に添ひ
双照双映
いよいよ白く
いよいよ紅し

「双照双映」の部分は「相照双映」としているものもあります。

一目で意味は感得できるものでしょう。

吉川英治の考える夫婦のあり方を、白梅と紅梅になぞらえたものです。

共に支え合い、そうすることで共に輝く。
一方の輝きが増せば増すほどに、他方もまた輝く。
そのように照らし合い、映え合う関係が、夫婦の理想像である。

そういう意味でしょう。

現在、この歌を書いた軸を展示しています。
昭和35年の書初めに書いたものです。

ご興味のある方は、ぜひご来館ください。

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