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2007年3月31日 (土)

社交性と気配り

全国文学館協議会の共同討議に参加してきました。

今回のテーマは、昨年の資料情報部会の発表を踏まえて、資料の収集から公開にいたる流れの中で、文学館に求められるのはどのようなことであるか、どうのように諸問題に対処すべきか、というようなことでした。

資料の収集については、どの館も予算が潤沢ではない中、作家やその遺族、研究者やコレクターといった方々からの寄贈に頼らざるをえないという状況があります。
そうした方々との人間関係を如何に上手く保つかが、文学館職員に求められる資質の重要な要素であろうということが、議論の一つの話題となりました。

もちろん、それは資料の収集についてばかりではなく、そうした方々の支えがあってこそ文学館は維持できるという点からも、大切なことです。

討議の中で、そうした点について、美術館員に比べると、文学館員はまだまだ足りない、という意見がありました。

確かに、美術館員が書いたエッセイなどを読んでいると、あるコレクションを手に入れるために、如何に相手の懐に入り、それを寄贈に導くか、などという話が出てきたりして、感心すると同時に、自分にはなかなか出来ないことだなぁ、と嘆息したりしてしまいます。

美術館に比べて、文学館は歴史が短いため、経験が不足しているということもあるのでしょうが、しかし、社交性と気配りは、どのような仕事であっても重要なものです。

恥ずかしながら、私の欠けている部分としてよく指摘されることでもあるので、非常に耳が痛かった(苦笑)

さて、そうした経験の積み重ねや継承を阻害しかねないものとして、やはり指定管理者制度への不安が口にされていましたが、それは繰り返しになるので、このあたりで。

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