« 作家と編集者 | トップページ | 「宮本武蔵」問題 その(1) »

2007年6月23日 (土)

道下俊一さん

昨夜、チラッとテレビを見たら、僻地医療に挑む医師を主人公にしたドラマが放送されていました。
「潮風の診療所~岬のドクター奮闘記~」というタイトルです。

おや、と思ってよく見たら、道下俊一さんをモデルにしたドラマでした。

道下さんは、ドラマに描かれていたように、北海道の寒村・浜中村(現浜中町)の診療所に1年の予定で赴任して、結局その地での地域医療活動に一生を捧げた方で、その功績により、平成7年に第29回吉川英治文化賞を受賞なさっています。

受賞なさった年だったか、その数年後だったかに当館にご来館になった際にお目にかかったことがあります。
いかにも誠実で、謙虚な方とお見受けしました。
確か、地域に一人の医者なので診療所を離れられず、なかなか旅行は出来ない、というようなことを話しておられたように記憶します。

ところで、私はドラマのほんのおしまいのところしか見なかったので、そんな話が出てきたかどうかわからないのですが、浜中町出身で道下さんにも世話になったという有名人がいるのをご存知ですか?

あの「ルパン三世」の作者、モンキー・パンチさんがそうです。
道下さんの勤務する診療所でレントゲン助手を勤めていたそうです。

私がそのことを知ったのは、道下さんの活動を取り上げた『ドキュメントコミック われ無医村に生きる』(1996年 河合英則 講談社)の解説「道下先生から学んだこと」をモンキー・パンチさんが書いておられたからです。

この文章、漫画単行本に付された解説としては長い、13ページにもおよぶもので、道下さんの人柄がうかがえるとともに、モンキー・パンチさんが漫画家として大成するまでの青年時代のこともよく分かるものです。

機会があったら一読をお奨めします。

なお、この単行本には、やはり以前ドラマになった福島智さんを取り上げた「心の架け橋~ある母子の挑戦~」も収録されています。

|

« 作家と編集者 | トップページ | 「宮本武蔵」問題 その(1) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 作家と編集者 | トップページ | 「宮本武蔵」問題 その(1) »