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2007年9月20日 (木)

禁止事項

一昨日、都心に出かけたのは、国立科学博物館で開催されている「失われた文明 インカ マヤ アステカ展」を見学するためでした。
一昨日のような休日の翌日というのは、たいていの博物館施設は休館になるのですが、ありがたいことに開館していたので、見学することが出来ました。

入口で、アルバイトスタッフと思しき若い女性が、何かを繰り返し叫んでいます。

会場内ではガムやアメも含めて飲食は出来ませんのでご注意下さい

展示している会場内での飲食禁止は、私たち同業者からするとごく常識的なことではあるのですが、「ガムやアメもダメ」というのは、随分と念の入ったことだと、少々驚きました。

会場に入ればその理由もわかります。

石造品など、一部の展示品はケースに入れずに、その気になれば触れるような状況で展示してあります。
ガムやアメなどくっつけられたら、たまったものではありません。
本人にその気がなくても、くしゃみをした拍子にガムやアメが飛んでいくということはありうるわけですから、あらかじめ禁止したくなる気持ちはよくわかります。

会場に入るまでの数ヶ所でスタッフがそれを連呼しているにもかかわらず、それでもガムを噛んでいる人が見受けられたのには、大いに落胆しました。

それと、入口のところで、持参したペットボトルの水も飲んではいけないのか、とスタッフに食い下がっているご老人がいらっしゃいましたが、結局、トイレ近くの休憩室で鞄からペットボトルを出して飲んでおられました。
まあ、休憩所で水を飲むことに何の不都合もないと言えばないわけですが、やはり同業者としてはヒヤヒヤします。

何しろ、展示用ショーケースというのは、資料の出し入れの必要などもあり、あれで結構隙間があるものです。
当館のように古いものはもちろんですし、今回のような特設会場での仮設のものも同様です。
液体をこぼされたら、内部に浸透して資料を傷めかねません。

もちろん露出した状態で展示されている資料にかかってしまうのもありがたくありません。

水分補給は大事だとは言いますが、空調も入った会場内に1時間かそこら滞在するだけなんですから、少しぐらいは我慢していただきたいものです。

ちなみに当館の場合は、屋外の指定された場所でなら飲食も喫煙も可、だけれども展示室内では全て不可、としています。

ちゃんと理由のあることですから、守っていただきたいと思います。

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