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2008年7月29日 (火)

勘違い

先日触れた「大衆の心に生きた昭和の画家たち」ですが、雑誌『さしゑ』の編集者であった著者が、その頃の経験を交え、昭和30年代までの日本の挿絵文化について書いているものです。
当然吉川英治の名も登場します。
第16章「『大菩薩峠』『宮本武蔵』と石井鶴三」、第21章「小説さし絵の第一人者」では、特に大きく取り上げられています。

大きくと言っても、新書で20章以上あるわけですから、概説程度ですが。

ところで、第21章「小説さし絵の第一人者」では、杉本健吉と吉川英治のことが取り上げられているのですが、そこで、ちょっと間違いがあります。

「新・平家物語」の挿絵について

さし絵は初めの一カ月ほどをのぞき、杉本健吉。

と書かれています。

以前にもご紹介したことがありますが、「新・平家物語」は第35回までは守屋多々志が挿絵を描き、第36回から杉本健吉が担当しています。

たぶん著者は、掲載誌が『週刊朝日』であったことをうっかり忘れたのでしょう。
『朝日新聞』への連載なら、35回まで別人と言うことは1ヶ月余りだな、ということになりますから。

でも、週刊誌ですから35週ということになります。
8ヶ月余りですね。

些細なことですが、念のため指摘しておきたいと思います。

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