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2008年11月26日 (水)

小倉・門司散歩――番外編の1

さて、部会の会場である松本清張記念館は、その小倉城内の一画に1998年に開館しました。

Img_1541

写真は松本清張記念館の入口前です。

館内に累計の来館者数が90万人を突破したことが掲示されていました。
開館から10年でこの数字というのは、文学館では大きな数字でしょう。

ちなみに、当館の場合は1977年の開館で、1987年に入館者100万人に到達しました。
同じようなペースですね。
ただし、当館は、近年は来館者数の減少が著しく、こんな話も昔日の栄光という感じになっていますが。

びっくりするのは、館内に松本清張の東京都杉並区の自宅を再現していること。
書斎の再現くらいならあちらこちらにありますが、2階建ての家(全部ではないにしても)を屋内に再現しているのには、驚きます。

来館者の方って、研究者でない場合は、家とか、持ち物とか、日常生活とか、そういうことへの関心が高いんですよね。
ですから、当館のように自宅敷地内に開館していればいいですが、そういうこととは無関係な場所に記念館を建てた場合、どうしても来館者の方も満足しきれないものが残ってしまうように思います。

その点、ここまでやれば、圧倒されます。

ただし、逆にここまでやってあるので、中に入ってみたいという欲求(中は見えますが立ち入り禁止になっています)がかきたてられてしまう難点がありそうですが。

いずれにせよ、個人記念館だからこそ出来ることではあるでしょう。

道路を挟んでそのすぐ南にあるのが北九州市立文学館です。
北九州市内にあった市立の歴史博物館、自然史博物館、考古博物館が統合され、北九州市立自然史・歴史博物館(通称=いのちのたび博物館)として2002年に開館したため、残された歴史博物館の建物を活用して2006年に誕生したのが、この文学館です。

Img_1545

写真の緑色のドームの中が、文学館です。

新しい文学館ですが、経緯からわかるように建物自体は古いものということになりますね。
隣接する市立中央図書館とともに磯崎新の設計で1975年に開館したもののリニューアルということになるそうです。
もともと文学館として建てられたわけではないので、多少しっくりこない印象は受けます。
また、リンク先でわかるように、まだ自前のwebサイトも無い状態だそうです。

とは言え、今回お目にかかったスタッフの方々は、みなお若いようなので、これからだんだん変わっていくでしょう。

楽しみにしたいところです。

・・・って、先輩ぶって偉そうに(微笑)

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