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2008年11月23日 (日)

小倉・門司散歩――その1

11月21日に全国文学館協議会の展示情報部会が開催されました。
主催館は北九州市立文学館で、会場は北九州市立松本清張記念館でした。
そう、福岡県北九州市は市立の文学館を2館も持っている奇特な地方自治体なのです。
いや、『奇特』は失礼ですね。
それだけ文学との関わりの深い都市であるということです。

さて、今回の私の目的は、部会への参加よりも、タイトルの通り、一人文学散歩の方にありました。

吉川英治は、少なくとも2回、2つの文学館のある小倉から門司にかけての一帯を訪ねています。

1度目は、昭和12年1月17日。
連載中であった「宮本武蔵」の取材旅行として(以下『旅行Ⅰ』)。

この時は、同日早朝に熊本駅から鉄道で出発し、午前中に門司駅に到着。
何ヶ所かに足を運んだ後、その日のうちに下関に移動して、下関駅から寝台急行に乗って大阪に向かっています。

2度目は、昭和25年12月20・21日。
これまた連載中であった「新・平家物語」の取材旅行として(以下『旅行Ⅱ』)。

この時は別府駅を昼前に発って、門司駅に午後到着。
小倉に1泊して、翌日、広島の宮島に向かっています。

これら旅行Ⅰ・Ⅱについては、吉川英治が書いた文章が「随筆宮本武蔵」(「巌流島拾遺」「小倉紀行」)、「随筆新平家」(「門司・小倉あるきの巻」)に収録されています。
また、旅行Ⅰについては、同行した画家の野口駿尾による「好日の旅」(『書と詩画』昭和12年4月号)という文章も残っています。

それらから確認できる吉川英治の立ち寄り先をまわってみようというわけです。

以下、吉川英治の動向ではなく(苦笑)、私が歩いた順番にあわせて、ご紹介していきます。

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