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2009年1月11日 (日)

公募じゃない

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それを見ていると、時折、「小説 懸賞」「新人賞 応募」といったフレーズで検索して、ここにたどり着かれる方がいらっしゃいます。

また、年に何度か、「吉川英治文学賞(あるいは文学新人賞)には、どうしたら応募できるのか?」という問い合わせの電話をいただきます。

以前にもこんなことを書きましたが、吉川英治賞は文学賞も文学新人賞も公募の賞ではありません。

まあ、文学新人賞は≪新人賞≫と付いているのでそう誤解されても仕方のない部分はあるのですが。

しかし、文学賞に応募しようというような人が、その賞についてのリサーチもしないものなのでしょうかね?

吉川英治文学新人賞の過去の受賞作・作家を見れば、どう考えても既にデビューしている作家の作品ばかりで、公募であろうはずがないことは、一目瞭然だと思うのですが。

もちろん、応募要項が世に配布されたことなど、皆無です。
どんな公募情報雑誌にだって出ていません。

いささか俗な本ですが、「文学賞メッタ斬り」(大森望・豊崎由美 株式会社パルコ 2004年)など、開巻すぐの「はじめに」の中で

あらゆる文学賞は、公募の新人賞と、非公募の文学賞に大別される。(略)吉川英治文学新人賞など、「新人賞」と名がつくものもあるが、これは「新鋭の作家が対象ですよ」という意味で、公募新人賞とはまったく性格が違うので注意。

とご丁寧に書いてあるほど。

直木賞・芥川賞のような世間的知名度はないにしても、吉川英治文学賞は今年発表されるものが第43回、後発の文学新人賞でも第30回になるんですけどね。

ま、どうでもいいことですが、問い合わせがある度、いつも気になるので。

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