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2009年3月14日 (土)

好きだった花

現在、春の企画展として「吉川英治と花」を開催しています(4月5日まで)。

吉川英治の著作については、現在、『吉川英治歴史時代文庫』というものが、講談社から刊行されています。

これをご購入になった方、あるいは書店で手に取られた方、その装丁に、こんなマークがついているのに気づかれたでしょうか?

Img_2419

リンドウの花です。

これについて、カバーの見返しの部分に、吉川英治夫人である故吉川文子によるこんな一文が書かれています。

花といえば、あでやかな大輪よりも、ひっそりと野に咲く可憐な花、それが主人の好みでございました。
なかでも、りんどうは、その青紫の花弁の初々しさと、清楚なたたずまいを、ことのほか愛でていたようでございます。
瀟洒な文庫本に、りんどうの花、主人も、きっと、気に入ってくれることと存じます。

リンドウの他、キキョウやツユクサなどを好んだようで、よく絵にしていました。

絵に描いた花としては、やはり、≪吉野梅郷≫に暮らしたこともあり、ウメが筆頭になります。

そんな、吉川英治が描いた花々も、この企画展では展示しています。

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