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2009年11月24日 (火)

アートプログラム青梅のおまけ

≪アートプログラム青梅2009≫は昨日で終了しました。

ただ、当館に展示なさっている作間敏弘さんが作品を撤収されるのが26日(木)ということになりましたので、明日25日は、おまけで作品を公開することにしました。

まあ、庭に展示されている作品はそこにある限り非公開にしようがありませんし、企画展示室にある作品は扉を開けておけばいいだけですから、1日会期を延長したところで、特に苦もありませんからね。

最終日に閉館時間に間に合わなくて作品を観そこねた方は、ぜひどうぞ。

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2009年11月22日 (日)

≪青梅ミュージアムロード アカデミハイク≫の募集を継続しています

先日もご案内した≪青梅ミュージアムロード アカデミハイク≫の募集ですが、12月12・13日開催の分については昨日を締め切りとしておりましたが、まだ定員に余裕がありますので、しばらく募集を継続いたします。

詳しくはこちらをご覧下さい。

リンク先のページは締め切りがそのままになっていますが、関係ありません。

ご興味のある方はぜひご参加ください。

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2009年11月19日 (木)

川合玉堂と吉川英治

先日行った文学散歩では、玉堂美術館で小澤萬里子館長に解説をしていただきました。
小澤館長は川合玉堂の孫にあたる方です。

その解説の途中で、突然、吉川英治から川合玉堂に宛てた葉書が見つかったので差し上げます、と言って、葉書を1枚ご寄贈くださいました。

消印が薄くなっていてわかりにくいのですが、昭和21年9月20日のものと思われます。

何か依頼ごとでお使いで吉川英治の代わりに文子夫人が川合玉堂を訪ねた際に、玉堂が日課としていた近隣の山道の散策の際に摘んだ野の花と栗の句を書いたものを文子夫人に託したことへの礼状、といった内容になっています。

その葉書の末尾に、いままで未見の句が2句書き添えられていました。

画を拾ふ人にやあらむ露しとど
露しとど倦むこと知らぬ道の人

いずれも川合玉堂を詠んだ句のようです。

川合玉堂の没後、その追悼展を鑑賞して書いた「美翁玉堂さんをしのぶ――川合玉堂遺作展を見て――」(初出『毎日新聞』昭和33年10月4日)という文章があります。

その中で英治は

木も水も山も、奥多摩の自然は、すべてこの希世な画家から生まれてその土地にあるものみたいに、混然としていた。こんなにも環境と作画との一致をしめした画家は少ないであろう。

と川合玉堂を評しています。

その言葉からすると、「画を拾ふ人」というのは、自然と溶け合った画境にある川合玉堂にとって、絵を描くことは作為的な創作ではなく、そこにある美を拾い上げるようなものだ、というようなニュアンスであると、私には受け取れます。

一方、同じ文章で英治は、昭和28年に青梅から転居する挨拶のため玉堂宅を訪ねたところ、この年80歳になる玉堂が新たに画室を建てていることを知り、「なお新たに精進の仕事場を普請している気魄には私もほんとに頭が下った」と記しています。
まさに「倦むこと知らぬ道の人」です。

川合玉堂への深い敬意が感じられる2句です。

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2009年11月18日 (水)

ハート

館の敷地内でこんな虫を見つけました。

たぶんカメムシの一種でしょうが……

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2009年11月14日 (土)

備忘録

どうにも文章を書く気が起きなくて、この1ヶ月ほど告知以外の記事を書いていませんでしたが、実際には色々ありました。

10月17日には、無事に≪宇江佐真理さんをかこむひととき≫を開催し、終了後には珍しく私も誘われたので、宇江佐さんとの会食に同席しました。
悪い意味での作家臭のない、さっぱりした方で楽しかったのですが、ちょっと文学館職員としては耳の痛い話もあったりして、気をつけようと思ったことでした。

10月31日には、私用を兼ねて、現在資料を貸し出し中の一葉記念館・荒川ふるさと文化館・文京ふるさと歴史館を見学に行きました。
関係者面してタダで入館するのは好きではないので、こっそり黙ってお金を払って入るつもりでしたが、一葉記念館では資料を借りに来た学芸員に見つかってしまって、せっかく払った入館料を返してもらった上にお土産まで貰ってしまい、なんだか悪いことをした気分になってしまいました。

11月1日には、吉川英治とも親交のあった作家・吉屋信子の姪御さんがご来館になりました。
実は、その姪御さんの娘さんが昨年実施した文学散歩に参加なさっていたのですが、姪御さんの方は高齢のため参加を断念されたので、改めてお出でになったのでした。

11月11日には、その文学散歩の第2回を実施。
あいにくの雨でしたが、参加予定者の皆さんが全員ご参加くださり、とても感謝しています。
また、途中、宗建寺では、ご住職のご配慮で、本堂を使わせていただき、雨に濡れずに済んだのは、大変ありがたいことでした。
この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

11月12日には、香川県の西日本放送のラジオ番組の電話インタビューに出演。
これが関東圏のラジオ局なら≪アカデミハイク≫のいい宣伝になるところだったのですが、香川ではそうもいかず、ちょっと残念でした。
同じ日に、地元の多摩ケーブルネットワークというケーブルテレビ局の撮影もありました。
玉堂美術館などをめぐる番組の一環で、≪アカデミハイク≫の紹介もしてくれると言うので、ありがたい限り。
昨日から1週間、くり返し放送されるようですから、視聴可能な方はぜひご覧下さい。

≪アカデミハイク≫の宣伝と言えば、11月7・8日に行われた≪おうめ産業観光まつり≫に青梅ミュージアム協議会としてブースを出して、PR活動をしてきましたが、さて、効果の程はどうなるでしょうか。

他に、告知し忘れましたが、10月27日~11月15日(つまり明日)には、例年行っている草思堂菊花展も開催していました。

ついでに言えば、地元柚木町の自治会からの依頼で、10月24・25日に行われた自治会の文化祭にも、ちょっと資料を展示しました。
会場が自治会館なので、レプリカしか出せませんでしたが。

そんな、1ヶ月でした。

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2009年11月 7日 (土)

青梅ミュージアムロード アカデミハイク

青梅ミュージアム協議会では、来る2009年12月12日(土)・13日(日)、および2010年2月6日(土)・7日(日)に《青梅ミュージアムロード アカデミハイク》を実施いたします。

青梅ミュージアム協議会は、青梅市内の多摩川上流域に点在する玉堂美術館、吉川英治記念館、青梅きもの博物館、たましん御岳美術館、澤乃井櫛かんざし美術館の5館により、相互交流と、地域に即した活動展開を目指して、平成12年に設立されました。
これらの5館は、それぞれジャンルも特徴も異なる博物館施設ですが、青梅市のみならず日本を代表する文人であり、ともに文化勲章受章者でもある川合玉堂と吉川英治を核に、日本の美術(玉堂美術館・御岳美術館)、文学(吉川英治記念館)、伝統工芸(櫛かんざし美術館・青梅きもの博物館)という《日本の美と心》を凝縮したミュージアムであるという点で共通しています。
また5館を取り巻く自然と風土は、川合玉堂や吉川英治だけでなく多くの文化人が心から愛したもので、それらを守り伝えることも青梅ミュージアム協議会の目指すところです。

そこで今回、青梅市内の多摩川上流域を〝青梅ミュージアムロード〟と名付け、多様な文化的遺産と自然美が存在することを広く伝えるべく、〝スタンプハイク〟という形で地域内を巡るイベント≪青梅ミュージアムロード アカデミハイク≫を企画いたしました。

実施要項と申込み方法はこちらをご覧下さい。

参加料1500円で、加盟5館を見学できるのは、通常料金でまわった場合のおよそ半額で、大変お得です。
また、入館証代わりに、青梅を発祥とするタオルメーカー・ホットマン特製のトートバッグを配布します。

ぜひご参加ください。

なお、この事業は文化庁の「平成21年度美術館・博物館活動基盤整備支援事業」に応募し、採択された「“青梅ミュージアムロード”整備推進事業(「青梅で日本に出会おう」運動)」の一部を成すものです。
今回は、このスタンプハイクの他に青梅市内の各学校に児童・生徒が無料で5館を見学できる『学習パスポート』を配布する事業も行います。
こちらは、地域文化の次世代への継承を目的としたものです。

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2009年11月 6日 (金)

アートプログラム青梅2009

今年もアートプログラム青梅に会場を提供しています。

今年の総合テーマは「空間の身振り」で、当館の展示作家は作間敏宏氏(明星大学)です。

作品のタイトルは「colony」で、吉川英治が使用していた本棚と、吉川家で使用していたテーブルを使って、構成されています。

また、庭園には無数の風車によって、吉川英治への追慕を表現しています。

明日11月7日(土)から23日(月)まで開催します。

また、明日7日の11時20~40分には、作間氏によるギャラリートークも行われます。

前日の夜になってからの告知で申し訳ありませんが、ご興味のある方はぜひお越し下さい。

なお、今年のアートプログラム青梅は、基本的に入場無料なのですが、当館のみは通常通り入場料を頂戴します(チラシ持参で割引あり)。

ご了承ください。

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