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2010年3月24日 (水)

雨が好きです

以前、こんなことを書きました。

そこで取り上げた

晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す
楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ

という言葉について、最近またお問い合わせがあったのですが、そのやりとりの中で、この言葉を広めた可能性のある方の名前が浮上しました。

昨年101歳で亡くなられた松原泰道という僧侶の方がいらっしゃいます。
仏教の知識に基づく人生論の本などを数多く著していらっしゃる方ですが、その本の中にこの言葉が紹介されているものがあるらしいというのです。

昨日は定休日だったので、ちょっと本屋に出掛けて、松原氏の著書を探してみました。
すると確かに、この言葉が紹介されていたので、その本を購入しました。

「公案夜話 日々にいかす禅の智慧」(1990年初版第1刷 2001年第6刷 すずき出版)の130ページに

人生論からいうと、この公案(注:日日是好日)はさしずめ「晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す、楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ」という、作家の吉川英治さんの言葉で代表されましょう。

という一文がありました。
また、「人生を癒す 百歳の禅語」(平成20年 致知出版社)の243ページには

作家の吉川英治さんが「雨の日は雨を愛し、晴れの日は晴れを愛する」という言葉を遺しました。

とありました。こちらも「日日是好日」という言葉の説明の中で登場しています。

どうやら、「日日是好日」という言葉を説明する時の“定番ネタ”としていらしたようです。
と同時に、前者と後者で晴れと雨の順番が入れ替わってしまっていることからすると、意味が伝われば原典通りの表現にはこだわらない方であったようです。

もっとも、だからといって吉川英治の言葉をアレンジしたのが松原氏であったとまでは、これだけのことからは言い切れません。
しかし、広めた人とは言えるでしょう。

とりあえず、少しすっきりしました。

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