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2010年5月29日 (土)

飯田訪問――その1

現在、企画展として「川本喜八郎人形展」を開催していますが、せっかくなので、この機会に飯田市川本喜八郎人形美術館を訪ねてみることにしました。

本来ならば、企画展の計画段階で見学に行っておくべきでしたが、遠いのと、同じ月曜日が定休日だと思い込んでいたので、ついそのままにしていました。
また、人形は川本先生のアトリエにあるものを拝借しましたので、人形美術館とは直接は関係がない、ということもあります。
ところが、人形展の打ち合わせで川本先生のお宅を訪ねた際に、人形美術館は現在は水曜日が定休日になっていると伺い、それならばと、重い腰を上げた次第。

飯田市は、私が見た範囲では、あまり大きな建物のない、こぢんまりと落着いた感じの良い街並みでした。
その市街地の中心部に川本喜八郎人形美術館がありました。飯田駅からでも徒歩10数分、バスセンターからならば数分の場所です。

Img_4449

展示は、さすがにすばらしい。
私が急遽取り付けた仮設の照明でライティングしている当館の企画展の展示とは、人形の表情の奥行きが違います。

ライティングによる印象とは別に、人形の顔そのものが、当館にあるものとは微妙に違います。年齢や設定によって顔が違うという部分もあるでしょうが、やはり、製作時の心理状態も影響するのでしょう。
そのあたりも興味深く感じました。

現在展示されている人形は「平家物語」6割、「三国志」3割、その他1割といったところですが、その一番頭に吉川英治が創作した人物である麻鳥と蓬子の夫婦が置かれていて、ちょっと恐縮してしまいました。

その他の部分に展示されていた李白は、展示替えの時期にちょうど来日していたロシアのアニメーション作家ユーリ・ノルシュテインが、ポージングしたものだとか(10月11日の記事参照)。

これが、実に良い感じで、一番印象に残りました。

と言うと怒られるかな(苦笑)

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