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2011年4月26日 (火)

草思堂落語会

先週の土曜日、草思堂落語会を開催いたしました。
おかげさまで多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。

演目は告知の段階ではお楽しみとさせていただいておりましたが、吉川英治原作の落語としては昨年に引き続きの「花見どむらい」となりました。
ただし、この「花見どむらい」の枕として、やはり吉川英治原作の「ことわり屋」を演じるという形で、新しいものも演じてくださいました。

演じた柳家禽太夫さんの話では、「ことわり屋」は噺としてはどうしても短いので、単独では難しいということで、こういう形にしたそうです。

「花見どむらい」は、昨年の草思堂落語会の後、他の席でも演じたということで、昨年よりもこなれてきた感じがしました(ってエラそうな)

ある勉強会の席で吉川英治が作った新作落語であることを伏せて演じたところ、会の後のアンケートに「古典だと思った」という回答がいくつもあったそうで、禽太夫さんも手応えを感じていらっしゃるようです。

何をもって新作と古典の境界線とするかには色々意見はあるでしょうが、禽太夫さんいわく、自分もその噺をやりたいという人が現れて、噺が受け継がれていけば、それが古典ということになるのではないか、ということでした。

「花見どむらい」がそうなったら、落語の歴史にも吉川英治の名が残ることになって、ちょっと面白い。
企画を立てた私も誇らしいというものですが、さてどうなるでしょうか。

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