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2012年2月 4日 (土)

入込客数調査

現在、3ヶ月毎に、東京都の委託を受けた調査会社から≪東京都観光客数等実態調査(入込客数調査)≫というものの調査票が送られてきます。
要するに入館者数についてのアンケート調査です。

同様な調査票は青梅市役所商工観光課からも、こちらは年単位で、送られてきます。

青梅市のものと東京都のもので異なる点は、東京都の方は入館者のうち外国人が何人含まれているかについての調査もあることです。

いつも、これに疑問を感じます。
というか、悩みます。

だって、≪外国人≫って何?

国も東京都も≪外国人観光客≫の誘致に熱心ですから、これは海外から観光にやって来た人、すなわち「外国籍の人」という意味での≪外国人≫でしょう。

しかし、見た目が非東洋系でも、その人が外国籍とは限りません。日本国籍を取得している人かもしれません。
日本国籍が無くても、長く日本に居住している人は、いわゆる≪外国人観光客≫とは言い難い。

東洋系の人は、言葉を話せば、一応は中国とか韓国とか、判断できますが、話している言葉が国籍と一致するわけでもありません。
見た目は完全に日本人だと思って話しかけたら、日系のアメリカ人で英語しか話せない、なんてことも時々あります。
生まれも育ちも日本だけれども、今は外国に住み、その国の国籍を取っている、という人は、≪外国人≫ですよねぇ。

旅館やホテルなら宿帳とか宿泊カードを書く際にパスポートの提示を求めるということがありうるかもしれませんが、ミュージアム施設の券売所でそんなことはしませんしね。

まあ、四半世紀前に中華人民共和国に行った際には、外国人は別料金という施設がままありましたが、日本ではそういう料金設定はありませんし。

そんなわけで、≪外国人観光客≫は確かに存在しているのだけれど、誰をそうだと判断すべきなのかが、私にはピンとこないのです。

なので、「不明」と書いたり、空欄のままにしたりと、調査する側にとっては、あまり参考にならないことしか書けません。

こうした調査をベースに観光に関する施策を練っていこうというのは、必要なことだとは思うのですが、どうも協力し難いのです。

空港とかホテル・旅館で直接、≪外国人観光客≫からアンケートを取ったらいいんじゃないの、いつも思ってしまうのです。

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