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2012年6月19日 (火)

関東では、梅雨の最中に台風までやって来るという雨だらけの日です。

そんなわけで、吉川英治の梅雨や雨の句を数句、ご紹介します(一応季節の合うものを)。

雨蛙啼くや女の肌を見て
霧雨に鳴海しぼりが舟を下り
五月雨に黙し合うたる二人かな
女等は三味線持てり雨来れば

このあたりはちょっと色っぽい感じが漂いますね。

梅雨空のどんより町や酒屋藤
絵看板込み合ふ傘に細き雨
雨の庵茶釜の湯気がスート立ち

最後のものは≪女優≫のお題で作られたへなぶりです。

紫陽花の一夜嵐に褪め果てし色を悲しむ老女優かな

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