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2012年6月11日 (月)

ことわり屋

昨日リンクをつけた先は、以前書いた吉川英治作の≪新作落語≫のひとつ「夢ビル」のあらすじをご紹介したページでした。
私はこの作品を広い意味でSFの一種と捉えているので、「日本SFこてん古典」の編者である横田順彌氏には、どうせならこの作品に目を留めて欲しかったという意味でリンクをつけたものです。

さて、吉川英治の新作落語と言えば、これまた更新をサボっている間に終わってしまったイベントの一つが≪草思堂落語会≫です。
連休直前の4月28日に開催しました。
今年も演者は柳家禽太夫師匠でした。

例年、若手の噺家さんと禽太夫師匠の2人で3本やっていただき、そのうちのひとつに吉川英治の新作落語をやる、という形でやっています。

今回やっていただいた吉川英治作の新作落語は「ことわり屋」でした。
実は、昨年も演じていただきましたが、口演するには作品が短かいということで、古典落語を演じる前に枕的にちょっとやってみる、という形でした。
今回はそれを改めて本編として演じてくださいました。

無職の熊さんは、ご隠居から新商売≪ことわり屋≫をやってみないかと持ち掛けられる。
要するに、借金取りの断りなどの厄介なことを、本人に代わって断ってやり、いくばくかお代を頂戴しようという商売だ。
これなら身体ひとつあれば簡単に始められると言うので、熊さん、早速、「ことわり屋~、断り~」と街を流し始めるが、持ち込まれるのはおかしな仕事ばかりで……

という内容の話です。

ところで、今回の落語会では、若手として前座の林家なな子さんがいらっしゃいました。
林家正蔵師匠のお弟子さんだそうです。
名前の通り女性です。

女性とは珍しいと思い、打ち上げの席で色々聞いてみようと考えていたのですが、打ち上げには参加せずにお帰りになりました。
なんでも正蔵師匠の一門では、前座のうちは打ち上げなどの席には参加させない、酒を飲ませない、という決まりがあるのだそうです。

それを意外と言っては失礼なのでしょうね。
どうも、「こぶ平!」と呼ばれて、バラエティ番組でいじり倒されていた頃の姿が浮かんでしまうので、ついね。

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