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2012年6月25日 (月)

写真コンテスト選考会余話

先日、全国文学館協議会の懇親会の席で、当館同様写真コンテストを開催している新潟市会津八一記念館の方と話をしていたところ、「下選考などはしないのですか」と聞かれました。

当館の写真コンテストの場合は、事前に写真の絞込みなどはせず、選考会の日に応募された全作品を選考会場に並べて、そこで一気に選考してしまいます。

最初に3人の選考委員が付箋を手にして、並べられた写真の間を歩き回り、気になる作品に付箋を貼っていき、頃合を見て付箋のついた作品だけを集め、その作品数によって二次選考、三次選考を行ない、最終的な作品数(25~30作品)に近づいたところで、吟味を始めます。

まず撮影者の名前をチェックします。
入賞は1人1作品としていますので、複数の作品が候補に残っている人がいないか確かめ、どれか1作品だけを残すようにするわけです。

その後、作品数を調整し、その上で上位作品を決めていく、という流れです。

一連の作業のうち、一番大変なのは、選考会の始まる前に全応募作品を並べることです。

募集テーマによって応募点数に上下はありますが、多い時は1000点を超えたこともあります。
これを3人くらいで、選考委員が見やすいように、写真同士が重ならないよう注意して並べるのは、かなりの手間です。

さて、今年は応募者が145名、応募点数は423点でした。
ちなみに、前回は147名から407点の応募がありました。
ほぼ同じ点数です。

ところが、いざ作品を並べてみると、前回よりわずかながら点数が多いにもかかわらず、前回よりも狭い面積で並べ終えてしまいました。

あれっ、と思い、よくよく見回してみると、総じて写真のサイズが小さい気がします。

当館のコンテストでは応募の際の写真サイズを「キャビネ以上四つ切まで(ワイド可)」としています。
選考の際は大きい方が見栄えが良いですし、入賞作品は展示することを考えると、大きく引き伸ばしてもピントがビシッとしているものの方が、選ばれやすくなります。

ですから、四つ切で応募なさる方は結構いらっしゃるのですが、今年はそこを六つ切り程度に抑えた人が多かったようです。
四つ切でプリントすると結構お高いですからね。

それと、デジカメで撮影して、自宅のプリンターからプリントアウト、という方も多かったようです。
この場合はプリンターのサイズにも左右されますが、A4サイズあたりが増えます。

そんなこんなで、写真のサイズが小さいのは、並べる作業は楽になるのですが、なんだかちょっとさびしい感じもしたのでした。

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