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2012年12月31日 (月)

没後50年最後の日

年末年始の休刊中ですが、突然の更新です。

今年は、吉川英治の没後50年でした。

現行法においては、作者の死後50年で、著作権の保護期間が終わります。
具体的には、没後50年目の12月31日をもって、保護期間が終了します。

つまり、本日をもって作家・吉川英治の著作権保護期間が終了する、というわけです。

既に、来年になったら吉川英治の作品を単行本として刊行したいという出版社も現われています。
おそらく“青空文庫”などでも、作品の公開準備をしているんじゃないかと思います。

ちなみに、一部の作品の著作権は吉川家から当館(厳密には当財団)に譲渡されていますので、来年からはその著作権料収入がなくなるということでもあります。
ものすごい金額ではないものの、ちょっとツラいところです。

ただ、吉川英治の作品が多くの出版社から続々と刊行されるというようなことになれば、それが一種の宣伝となって、当館に興味を持ってくださる方が増えるかもしれません。
そうなってくれるとありがたいのですが。

それと、これは営利企業である出版社には望めませんが、青空文庫なんかには、以前刊行された「吉川英治全集」や「吉川英治文庫」には収録されていたけれど、現在の「吉川英治歴史時代文庫」には含まれていない作品であるとか、戦前に刊行されたものの、戦後には活字化されなかった作品などを公表してもらえると、吉川英治に対する見方・受け止め方が少し変るんじゃないか、そのことが吉川英治への関心を高めてくれるのではないか、という期待も持っています。

どうでしょう?

いずれにせよ、今日は、大きな節目の日です。
それが良い節目になればと、心から願っています。

では皆さん良いお年を。

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