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2013年2月27日 (水)

梅との別れ

草思堂庭園で一番早く満開になる梅の木が、7・8分咲きになってきました。
満開までもう少しです。
といっても、この梅の木以外には開花している梅の木自体が1本しかないのですが。
(撮影は昨日)

P2263208

P2263234

ところで、この梅の木ですが、今年で見納めになります。
プラムポックスウイルスへの感染が確認されたため、伐採されることが決定したからです。

伐られるのは、この木だけではありません。
吉川英治が住んでいた頃からあり、吉川英治がこよなく愛した梅の木も、伐採のやむなきに到りました。

そこで、下記のような企画を実施します。

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吉川英治が愛した梅とのお別れ企画
俳句募集のお知らせ

昭和19年(1944)3月、都心の赤坂から青梅市内の旧吉野村に転居してきた吉川英治は、梅花咲き乱れる吉野梅郷の風情を愛しました。
現在記念館となっている旧吉川英治邸は、当時でも築100年近かった地元農家の屋敷を買取ったもので、その庭には、吉川英治が暮らし始める以前から多くの梅があり、また、吉川英治自身もすすんで梅を植えました。
記念館となった現在も、庭園内には80本余の梅の木が存在します。
ところが、数年前に発生が確認されたプラムポックスウィルスの猛威は、この庭園にも及び、24本の梅の木で感染が見つかり、伐採のやむなきに到りました。
その中には、吉川英治の転居以前から存在し、その姿を特に愛していた紅梅・白梅の木も含まれています。

白梅は紅梅に倚り
紅梅は白梅に添ひ
双照 双映
いよいよ白く いよいよ紅し

これは吉川英治がその2本の紅梅・白梅の木を夫婦に見立てて詠んだ歌です。

この梅の木との惜別のため、吉川英治記念館では、梅を題材にした俳句を募集することにしました。
館内に投句箱を設けるほか、郵送でもご応募いただけます。

ご応募いただいた句は、ゴールデンウィークの頃に館内に展示します。
展示に際しては来館者による投票を行い、多くの票を集めた句の作者には記念品を差し上げます。

○締切り:2013年3月31日(日)
○俳句の展示:同4月27日(土)~6月2日(日)
○郵送での応募先:吉川英治記念館 俳句係 〒198-0064 青梅市柚木町1‐101‐1
○お問い合わせ:吉川英治記念館 ℡0428-76-1575

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伐採は東京都が行ないます(国の業務なので法定受託事務ってやつですかね)。
お役所仕事なので、年度内に伐らねばなりません。
日程に融通を利かせてはくれましたが、3月18日・25日の休館日に伐採する予定です。
それ以後は、館内の梅のおよそ3分の1が失われた状態になります。

できれば皆さんにも、その前に伐られる梅の最後の姿を見に来ていただければ幸いです。

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