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2013年12月20日 (金)

あれから1年

昨年の大晦日に、吉川英治の著作権保護期間が終了することについて書きました。

それからおよそ1年、その時に想像した通り、複数の出版社から吉川英治の作品が刊行されるようになりました。

アマゾンで検索してみると、kindle版を中心に何項目あるのか数える気にもならないくらいあります。

青空文庫でも、今日現在、公開中が83項目、作業中が85項目になっています。

しかし、こうした状況が一種の宣伝となって吉川英治記念館への来館者が増えたらいいなぁという淡い期待は、あまり満たされたとは言えません。
残念です。

「三国志」や「宮本武蔵」といった人気作品が複数の出版社から刊行されるのはそんなものかなと思いますが、「黒田如水」が複数の社から出たのは、驚きました。
というか心配になりました。

既に、講談社の吉川英治歴史時代文庫に入っているうえに角川文庫とコスミック時代文庫から刊行されて、3種が並行しているというのは、いくら大河ドラマに黒田官兵衛が取り上げられたからって、共倒れにならないんでしょうか。
しかも、別に大河の原作でもないですしねぇ。

ただ、確かに当館のミュージアムショップでも、以前より売れ始めましたから、大河効果は馬鹿にならないことは確かですが。

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